チェックアップとクリニカPROの違いを調べてみた 我が家の歯磨き事情
チェックアップとクリニカPRO。どちらもライオンから発売されている歯磨き粉だけど何が違うんだろう?と思って調べてみたのでまとめます。
我が家の歯磨き粉事情
我が家の歯磨き粉は歯医者さんに勧められたチェックアップ(スタンダード)をずっと使ってきましたが、今回はお試しでずっと気になっていたクリニカPROを購入してみました。
あとは私の歯が染みる時用に・・・歯医者さんからおすすめされたシュミテクトも常備。
どれも1450ppmの高濃度フッ素が配合された歯磨き粉です。
今回はシュミテクトは置いておいて・・・
チェックアップとクリニカPROの違いを(素人なりに)探ってみたのでまとめてみました。
今回チェックしたのは、
- チェックアップ・・・スタンダード マイルドピュアミント
- クリニカPRO・・・フレッシュクリーンミント
です。
これ以降チェックアップ、クリニカPROと表記しますね。
チェックアップとクリニカPROの違い
チェックアップとクリニカPRO、どちらもライオンから発売されている歯磨き粉だけど何が違うんだろう?と思って調べてみたのでまとめます。
成分の違い
チェックアップとクリニカPROの成分違いをメーカーサイトや商品パッケージから抽出してまとめてみました。
太字が違うところです。
ポリアクリル酸Naはそれぞれ違う項目名となっていましたが両商品に入っていました。PGはプロピレングリコールの略称のようです。
チェックアップ | クリニカPRO | |
湿潤剤 | ソルビット液 プロピレングリコール | ソルビット液 PG |
清掃剤 | 無水ケイ酸A | 無水ケイ酸A |
粘度調整剤 | 無水ケイ酸 キサンタンガム | 無水ケイ酸 キサンタンガム |
香味剤 | 香料 キシリトール サッカリンNa | 香料 サッカリンNa |
発泡剤 | ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 ラウリル硫酸Na | POE硬化ヒマシ油 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 POEステアリルエーテル |
助剤 | グリセロリン酸カルシウム ピロリン酸四カリウム | |
粘結剤 | ポリアクリル酸Na | アルギン酸Na |
安定剤 | 酸化Ti | 酸化Ti DL-アラニン グリセリン脂肪酸エステル |
薬用成分 | フッ化ナトリウム (フッ素として1450ppm) | 硝酸カリウム フッ化ナトリウム (フッ素として1450ppm) デキストラナーゼ(DEX) ラウロイルサルコシンNa(LSS) 酢酸トコフェロール(ビタミンE) |
コーティング剤 | ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド | ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウムクロリド |
清涼剤 | メントール | |
清掃助剤 | ポリアクリル酸Na | |
洗浄剤 | テトラデセンスルホン酸Na |
専門家ではないので成分を見ても何が何だか分かりませんが・・・素人なりに比較してまとめてみました。
クリニカPROは「デキストラナーゼ」酵素推し
クリニカPROはパッケージによると、ハミガキの有効成分として日本唯一(2023年10月時点)、「デキストラナーゼ」酵素が配合されているそうです。
他にも
- 知覚過敏に効果があるとされる「硝酸カリウム」
- 口臭を防ぐ「ラウロイルサルコシンNa(LSS)」
・・・とチェックアップには配合されていない成分でいろいろな効果をうたってます。
また、クリニカPROはまた清涼剤にメントールが入っています。
確かにチェックアップに比べると口の中が少しピリピリしました。
チェックアップは低研磨・キシリトール配合と歯科用
一方チェックアップはパッケージによると、低研磨・低発泡が売り。
電動ブラシを使う場合は研磨しすぎるので、低研磨か研磨剤不使用の歯磨き粉を使うのが良いそうです。(かかりつけの歯医者さん・歯科衛生士さんのアドバイスです。)
どちらの成分にも研磨剤とされる無水ケイ酸などは入っているみたいですが含有量が分からないためなんとも言えません。
低発泡については、どちらも使ってみましたがクリニカPROもそれほどアワアワせずに磨けたので差はないように感じました。
あとは、キシリトールが配合されている点。
確かに、キシリトールは虫歯予防に良い甘味料とされていますよね。
食後はキシリトールのガムを噛むといいんだよね。
また、チェックアップは清涼剤にメントールを使用していないため、クリニカPROに比べると味がマイルドです。
どちらも6歳未満のお子さんには使えませんが、ピリピリが少ない分、子どもにはチェックアップの方が使いやすいかもしれません。
僕はチェックアップの方が好きかな
内容量が違う
クリニカPROは一般的な歯磨き粉よりも容量が少なめです。
チェックアップは135gに対し、クリニカPROは95g。
チューブを並べるとクリニカPROが一回り小さいのが分かりますね。
販売会社が違う
さらに違いがあるとすれば、チェックアップは歯科向けの商品ということでしょうか。
クリニカPROとチェックアップはどちらもライオンの歯磨き粉ですがよく見ると販売会社が違います。
チェックアップはライオン歯科材株式会社という歯医者さん向けの商品を販売をしているライオン株式会社の100%子会社から販売されています。
※どちらの歯磨き粉も製造しているのはライオン株式会社
クリニカPROは普通のドラッグストアなどで買えますが、チェックアップが販売されいてるのは歯医者さんや一部のドラッグストア。さらに、東急ハンズやロフト等のちょっとこだわりの商品ならぶお店や通販サイトです。
いつでもどこでも気軽に買える歯磨き粉というわけではないのですが、販売経路を限定して差別化を行っているのかもしれません。
歯医者さんの向けの戦略かな?
最後に
これまでチェックアップは一般の歯磨き粉にはない高濃度のフッ素配合が売りでしたが、今や口腔ケアが当たり前の時代。
フッ素が虫歯予防に効果があるのはほとんどの人が知っていると思いますし、さまざまなメーカーからフッ素配合の歯磨き粉が発売されています。
クリニカPROも同じフッ素量なので、フッ素量という点ではもうどちらでもよいのかな?と思います。
それ以外の点で、
- 入手のしやすさ
- 価格
- 使用感の好み
- 低研磨がいいのか歯を白くするのがいいのか
- 知覚過敏かどうか
- 電動ブラシかどうか
あたりで選ぶのが良いのでは?と思いました。
我が家は電動ブラシユーザーなので、低研磨を謳っているチェックアップに戻る予定です。
本当は研磨剤なしがいいのだろうけど、磨き心地がね・・・
我が家で使っている電動歯ブラシは歯科専売のプリニアです。歯医者さんにおすすめされたやつで、パナソニックが作っている電動歯ブラシ。実はドルツと同じ替えブラシが使えるんです。参考まで。
以上、高濃度フッ素が配合の歯磨き粉、チェックアップとクリニカPROの違いをまとめてみた記事でした。
素人のまとめ・考察ですが、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。