日本の家はなぜ寒い?窓から断熱・寒さ対策あれこれ[あさイチ]
![日本の家はなぜ寒い?窓から断熱・寒さ対策あれこれ[あさイチ]](https://uchi-renovation.com/wp-content/uploads/2025/01/31580297_s.jpg)
大好きなNHKの番組「あさイチ」。
司会の華丸大吉さんや鈴木アナウンサーの人柄、番組の雰囲気はもちろん、興味深い内容も多いのでつい見てしまいます。
さて、本日のあさイチではオープニングで窓からの寒さ対策・断熱について紹介していました。
我が家も窓からの冷気・結露には毎年悩まされていたので、勉強・知識の整理も兼ねて記事にまとめてみました。
これを読んで、家の中を暖かくしてお過ごしくださいね。
「日本の家が寒すぎる!」問題

日本の家が寒すぎるというのが問題になっているとのこと。
WHOでは感染症やヒートショックを防ぐため、冬の室内の温度は18度以上を推奨しています。
しかし!それを日本でそれを(平均で)満たしている都道府県は北海道・新潟・千葉・神奈川のみ。それ以外はすべて18℃未満なんだそうです。
北海道はおうちの断熱対策が完璧だから、室内があったかいのかな?意外ですね。
暖房で温めた熱はどこから逃げるのか?

寒い冬には必ず使っている暖房。屋内が寒いということはせっかく暖房で温めた熱が逃げいてしまってということです。
ではどこから逃げているのでしょうか?
逃げる熱の割合を場所ごとにまとめたYKK APの実験データによると、なんと窓から50%も逃げています。
家の中で熱が逃げる場所
- 屋根・・・4%
- 換気(換気扇etc)・・・16%
- 外壁・・・20%
- 窓・・・50%
※アルミ窓(複層ガラス) 室内20度の場合 2/14 5-6時(日平均外気温最低日) 東京 YKK AP算出
換気扇が多いと思ってたけど、窓から逃げる割合が50%も占めているんだね。
日本の窓が寒い原因は1枚ガラス&アルミ製サッシ

屋内が寒いのはせっかく温めた空気が窓から逃げてしまうのが原因だということが分かりました。
しかも、日本の家によく使われている1枚ガラス&アルミ製サッシの窓が、熱が逃げていく原因なんだそうです。
こういった窓は断熱性がなく、まだ日本の約7割の家に使われているとのこと。
7割も!?予想以上に多い割合だね。
その7割の家に我が家も入っており、窓は1枚ガラス&アルミ製。マンションですが、角部屋なので窓も多く、毎年冬は寒いです。
「樹脂製サッシ」と「2枚ガラス」が断熱効果あり!

断熱効果のある窓は、樹脂製のサッシと2枚ガラスだそうです。
とはいっても、我が家はマンションなので、窓の交換はできないんだよね・・・
ちょっとまって!窓の交換はできなくてもほかの方法で窓の断熱対策はできます!
ホームセンター購入品でできる!窓の断熱対策ランキング

番組ではお手軽にホームセンターで購入したモノで出来る窓の断熱対策について紹介していました。
効果のある順にランキング形式で紹介しますね。
※東京大学 准教授 前真之さんの実験より
1位:ポリカーボネート
きちんと窓の大きさに切らなくても、大体のサイズでOK。窓のそばに立て掛けるだけでも効果があるそうです。
窓とポリカーボネートとの間に空気の層を作ることが断熱性を高めるポイント!電気代も約25%減できるみたいです。
DIYが得意な方は窓枠に合わせてカットして、上下にレールを取り付けて開け閉めできるようにもできると紹介されていましたが、華丸大吉さんやゲストの皆さんも「難しくてできないわー」という反応でした。(笑)
たしかに、レールも取り付けるとなると一気にハードルが上がりますね。
こういう↓簡易内窓キットも販売されているので、こういった物であれば多少は手軽にできそうですね。
2位:厚手のカーテン
多分これが一番お手軽!厚手のカーテンを使うこと。
お手軽だし、効果もあるしとてもいいんですが・・・唯一の難点はカーテンなので日中は閉めると暗くなってしまうことでしょうか。
カーテンを開ければ断熱効果がないわけだし。難しい。
夜は締めておけるので、日中家にいないご家庭だったら良いかもしれませんね。
3位:緩衝材(プチプチ)
これは我が家もやってます!緩衝材=プチプチを窓に貼る。ぜったいニトムズの7mmタイプが分厚くておすすめです。
我が家でも使ってますが、張替が面倒、見た目がとってもダサくなる、隙間風に効果が無いのが難点です。
4位:窓に直接貼る断熱シート
窓に貼るフィルムタイプの断熱シートは意外に効果がないのですね。でも一応4位。
やっぱり窓との間に隙間を作ることが大事なのかな?
先進的窓リノベ 2025

私も内窓を付けるか未だに迷っていますが、番組のコーナーの最後に先進的窓リノベ 2025についても紹介されていました。
去年に引き続き、今年もやるそうで、一戸当たり最大で200万円の補助が受けれるそうです。
先進的窓リノベ 2025について
- 対象費用の2分の1にあたる一定の金額を補助
- 上限200万円/戸
予算が無くなり次第終了となります。
詳しくは見積を取る際にリフォーム業者さんに確認してみて下さいね。
最後に
以上、あさイチの番組感想でした。
テレビでリフォームやインテリアのことをやってると、真剣に見てしまいますね。
特にNHKの番組は広告・スポンサーがないので、偏った情報がなくとても信頼性があると思います。
すごく悩んでいる内窓設置、さすがに今年は思い切ってやってみようかなと思っています。
いくらくらいかかるのかな・・・?
同じくあさイチでやっていた「高騰するマンション 家が買えない…」の視聴感想はこちらの記事にまとめています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。
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