大容量!食洗機はAEGの幅45cmフロントオープンタイプ FEE73407ZM
食洗機はAEGというドイツのメーカーの45cmモデル (FEE73407ZM)です。ウッドワンのキッチン、suijiのオプションから選びました。
食洗機はAEG 幅45cmタイプ (FEE73407Z)
食洗機はリフォーム前からフロントオープン式を使っていたため、リフォーム後もフロントオープンにしたいと思っていました。
オプションから選んだ食洗機はAEGというドイツのメーカーの45cmモデル (FEE73407ZM)です。(※現在オプションで選べるのは60cmモデルのみです。)
パネルも木目で揃えられて嬉しい。
60cmサイズも選べましたが、今まで使っていた食洗機が国内メーカーのフロントオープン式で幅45cmだったため、同じようなサイズで問題ないと思ったからです。
(※いままで使っていたのはハーマン社の食洗機でしたが、残念ながらその後、販売終了してしまいました。)
オープンするとこんな感じ。上段のラックは高さの変更が可能です。下に背の高いものを入れたい時もあるので、これが便利!
こんな感じで使ってます。
中がスカスカだと洗浄力が落ちるそうなので、いつも食器を満杯に入れて回してます。
キッチンについての詳細はこちらにまとめてます。よろしければどうぞ。
国内メーカーのフロントオープンタイプ食洗機
メンテナンスのコストを考えて食洗機はできれば国内メーカーが良かったんですが、ウッドワンsuijiのオプションには国内メーカーのフロントオープンタイプはありませんでした。
なんでーーー!!!!
ちなみに、2024年7月時点で国内メーカーで販売しているフロントオープンタイプの食洗機はリンナイとパナソニックだけ。
私がリフォームしてた時はリンナイのフロントオープンタイプしかありませんでしたが、リフォームでは入れられないと断られてしまいました。リフォーム会社さんが確認して、新築でしか入れられないと言われたんですが、、、、
楽天だと普通に商品として販売されてるのはどうして・・・?↓
その後発売されたPanasonicのフロントオープンタイプですが、Panasonicのキッチンと合わせて導入しないと入れられないとのこと、、、。
ですが、こちらも楽天で販売されているようなので↓、特定の業者さん経由だと取り付けてもらえるのかもしれません。
こんなに便利で人気のあるフロントオープンタイプの食洗機ですが、国内メーカーだといろいろ制約があったりして、結局ほとんどの方が高い海外のメーカーの食洗機を入れているのが現状です。
引き出しタイプの食洗機は容量が少ないので、フロントオープンタイプを入れたい人はたくさんいるはずなのに・・・。
実体験にづく国内メーカーとの比較
今までは10年間、国内メーカー「ハーマン」のフロントオープンタイプの食洗機使っていましたので、今回導入したAEGの食洗機と実際の使い勝手や性能を比較してみたいと思います。
ハーマンのフロントオープンタイプは古いモデルなので、最新の食洗機とは違うかもしれませんが、参考までということで。
項目 | AEG(ドイツ)45cm FEE73407ZM | ハーマン(日本) 45cm FB4504PMSF |
(1) 容量 | ◎ | ○ |
(2) 洗浄力 | ◎ | △ |
(3) 乾燥 | △ | ◎ |
(4) 洗浄時間 | ○ | ◎ |
(5) デザイン | ◎ | ○ |
(6) 機能・使い勝手 | △ | ○ |
(7) メンテナンス性 | ○ | ◎ |
(1)容量:AEG
どちらも同じ幅45cmですが、AEGの方が高さがあり(おそらく床一番下まで入るようになっている)たくさん入ります。背の高い水筒、麦茶ポットも入りとても満足。
当時、ハーマンのこのモデルが国内メーカーでは一番大きなサイズでしたが、それより大きかったのは嬉しい誤算でした。
(2)洗浄力:AEG
AEGのほうがよく汚れが落ちます。ハーマンだとステンレス鍋にこびりついたカピカピ汚れが落ちなかったのですが、AEGだときれいに落ちています。
後述してますが、洗浄時間が長いのがその理由ではないかと思ってます。
(3)乾燥:ハーマン
AEGもそうですが、海外製の食洗機は余熱乾燥なので、カラっと乾きません。プラスチックのザルなんかは一晩おいておいても100%乾いてません。
ただ、それほど高熱にはならない分、食器には優しいので、乾燥機NGの食器でも気兼ねなく入れることができます。(自己責任ですが)電気代を節約できるのも嬉しいです。
ハーマンのも乾燥無しの設定ができたので、途中からは乾燥なしで使っていました。
ハーマンの時は小さなプラスチックの食器が下に落ちていて、乾燥の熱で溶けてたりしたことが何度かありました(笑)
(4)洗浄時間:ハーマン
コースで短くもできますが、AEGはとにかく洗浄時間が長いです。
季節にもよりますがハーマンの洗浄時間は長くても80分ほど。
AEGで自動洗浄が3-4時間かかると分かったときはびっくりしました。ただ洗浄時間が長い分、カピカピ汚れまで落ちてます。
(5) デザイン:AEG
デザインはAEGの用がカッコいいです。操作パネルはすべて英語なので、使い方は説明書を見て確認しましょう。
(6) 機能・使い勝手
それぞれ一長一短ありますが、ハーマンのほうが使いやすかったかな。
パネルの操作性
ハーマンには国内メーカーならではのきめ細かい機能と分かりやすい日本語のメニューがあります。
AEGは操作パネルがすべて英語なのと、ボタンが最小限しかなく、隠しコマンドのような設定があったりして説明書がないとすべての機能を使うのは難しいです。
ドアの開け閉め
ハーマンはレバーをスライドさせての開け閉めだったのに対して、AEGは力づくで開け閉める感じなので、使っていて少し不安になります。
またAGEなどの海外食洗機は洗浄後、乾燥のため勝手にドアが開きます。設定でOFFにもできますが、小さなお子さんがいる家庭では危ないので注意が必要です。
機能・洗浄コース
ハーマンは洗浄のみ、予洗い、乾燥無し、等も細かく指定ができましたが、AEGはコース選択のみ。
また、AEGをはじめ海外食洗機には「予洗い」機能ありません。予洗いしなくても汚れは落ちるということなんでしょうけど、ちょっと軽く洗って濡らしておきたいなみたいなことがあるので、たまにほしくなるんですよね。
(7) メンテナンス性:ハーマン
メンテナンスや保守についてはやはり国内メーカーがリーズナブルで安心だと思います。
AEGは実は使用後1か月で洗浄後に自動で開くはずのドアが開かなくなってしまい、ドアオープナーという部品を交換してもらいました。
AEGは3年間は標準のメーカー保証期間内なので無償で対応してらえましたが、有償の場合は3~4万円ほどかかるそうです。
保証期間を延長する場合、延長保証料金がかかります。
- 延長保証5年間プラン(追加2年延長) 41,800円(税込)
- 延長保証10年間プラン(追加7年延長) 71,500円(税込)
https://www.aeg-jp.com/support/extended-warranty
国内メーカーだと1年間で設定されていることがほとんど。
AEGの3年間というのは嬉しいけど、保証期間が切れて実費での修理となった場合、どうしても海外メーカーの方が修理料金・部品代が高くなります。故障しないことを祈るのみです。
どっちが良かったか?
どっちか選べと言われたら、洗浄力が高くて容量も大きいAEGに軍配が上がります。
パネルの使い勝手などは慣れてしまえば気にならないし、結局は基本的な洗浄力と容量が食洗機を選ぶイチバンの決め手になると思います。
容量はどれくらい?一日何回使う?
夫婦と子ども2の人4人家族ですが、こんな頻度で使っています。
平日は夜1回
平日は夜の1回だけ回しています。大きな鍋、フライパンなどは手洗い。お昼は私一人でワンプレートご飯になることが多いのでほぼ洗い物が出ません。
子どもたちがお弁当がある日だと昼1回+夜1回=2回になってしまうこともあります。
土日は昼1回+夜1回=2回
土日は昼食も家族分作り、洗い物が増えるので、昼1回、夜1回で合計2回、回しています。
食洗機のサイズは幅60cmか45cmか?
食洗機のサイズを選ぶ基準ですが、1日1回だけ回したい場合は幅60cmにしないと厳しいかなと思います。
その場合、その場合は3食分の食器や調理器具のストックが必要になるので、その分、収納スペースも必要になります。
ミニマリストの方は小さな食洗機でも問題ないと思います。
逆に、毎食後、必ず食洗機を回すのであれば国内メーカーの引き出し式タイプでも問題ないのではないでしょうか。
ただ、それでも4人家族の食器とフライパンなどの大きな鍋を合わせて洗うとなると、1食分だけでも国内メーカーの引き出し式タイプでは厳しいかもしれません。
以上、我が家のAEGの食洗機の紹介と食洗機選びのあれこれでした。
食洗機選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!