自宅リフォームで大変だった仮住まい② 引っ越し業者探し
自宅のリフォームで大変だったはリフォーム中の仮住まい。今回は一括見積サイトで引っ越し業者を探したお話です。
仮住まいの引っ越しで気を付けること
人生で引っ越しは、何回かしていますが、若い頃は荷物も少なかったし家具も小さかったのでので、夫が軽トラックを借りて二人で引っ越ししてました。
懐かしいなぁ。あの頃は若かった!
引っ越し業者を使ったのは今回で2回目。
ですが、今回は普通の引っ越しと違って、同じところにまた戻ってくる「仮住まい」への引っ越し。
仮住まいへの引っ越しならではの注意点がありましたのでまとめておきます。
※仮住まいの物件を探した話はこちら。
倉庫を借りるか?
仮住まいの場合、少しでも費用を抑えるために自宅よりもコンパクトな住まいになるケースが多いと思います。
我が家の場合は75平米→40平米への引っ越し。
水回りをのぞいたら生活スペースはおそらく半分以下だったと思います。
すごく狭くて大変でした・・・!
その場合、溢れた家財道具は倉庫を借りるかしなけれないけません。
我が家も見積を依頼する際に、仮住まいであることを伝え、荷物預かりをしてくれるサービスがあるかを確認しました。
レンタル倉庫と提携している引っ越し業者さんの場合は、引っ越しの際に倉庫への搬入などなどすべておまかせできるので便利です。
レンタル倉庫を借りる場合は、
- どの荷物をレンタル倉庫へ置いておくのか考える
- 仮住まいかレンタル倉庫行きで区別して荷造する
などをする必要があります。
エアコンをどうするか?
リフォーム前の自宅で利用していたエアコンは3台ありましたが、そのうち2台はリフォーム後も使う予定でした。
仮住まいにはエアコンが付いていたので、持って行く予定は無し。
リフォーム業者さんに確認したところ
室外機はベランダに置きっぱなしでOKですよ。
本体は現場に置いておくのはダメです。
とのことでしたので、再利用するエアコン本体2台は倉庫で保管してもらうことにしました。
また、エアコンの取り外し、取り付けは引っ越し業者のスタッフとは別になっていることが多いので別途調整が必要です。
- 使っていたエアコンをどうするか?
- 使っていたものをまた取り付けるのか?
- 処分して新品を購入するのか?
- 仮住まいでエアコンが付いているか?
- 再利用する場合はリフォーム中の室外機の置き場所
などを事前に確認しておくとよいと思います。
戻ってくる引っ越し日も調整する必要がある
引っ越しも往復で見積を依頼しますが、曜日や時期によって金額は変わります。
引っ越し日が決まった上で、見積金額を出してくれますので、必ず戻り日を(仮でもよいので)確定させておきます。
そのため、リフォーム後の引き渡し日はリフォーム会社さんに必ず確認しておきましょう。
リフォームがスケジュール通りに行かない場合もあるので、余裕をもって日取りを決めておくとよいと思います。
リフォームの規模や全体のスケジュールにもよりますが、3か月ほどの工事期間の場合は、2週間~1か月ほど余裕があると安心かと。
我が家の場合はリフォーム会社さんからもらったスケジュール表を見たら、以前で言われていた引き渡し時期よりも2週間ほど遅くなっていました!
余裕をもって設定していたはずの引っ越しの戻り日でしたが、さらに遅い引き渡しです。
え!これは大変!
すでに仮住まいの賃貸契約期間、往復の引っ越しの日取り、倉庫のレンタル期間が確定した後のことでした。
リフォーム会社の賃貸物件探しを担当してくれた方と建築士さんとの連携が取れてなかったようで、
オイオイ!そんなことある?!
賃貸契約や引っ越しの戻り日、倉庫のレンタル期間などすべて変わってしまい、各所への連絡&調整が大変でした。
まぁこんなケースもあるということで・・・。
引っ越しの現地見積日までに決めておくこと
往復の引っ越しと荷物預かり(レンタル倉庫と提携している場合はその費用)をまとめて金額を出してもらいましょう。
前の章でも触れましたが、現地見積の日までにしておくのは、
- 戻ってくる日の日取りも決めておく
- 倉庫に預ける荷物を確定させておく(荷物を預ける場合)
- エアコンをどうするか決めておく
の3つです。
レンタル倉庫は預ける荷物の量で金額が変わってきます。
現地見積までに、どの荷物を倉庫に預けるのか考えておきましょう。
特にダイニングセット、季節家電、ソファ、テレビ、テレビ台、子供たちの学習机、デスク、など大きな荷物をどうするかが重要!
仮住まいの引っ越し業者選び
安く抑えたいなら!引っ越し一括見積サイトを使おう
以前引っ越ししたときも一括見積サイトを使ったのですが、もちろん今回も使いました!
今回は引っ越し業者は「引っ越し侍」というサイトで一括見積を行いました。
こういったサービスを使うと複数社に一括で見積依頼できて便利だし、価格は確実に安くなります!
一番最後に見積に来た業者さんに「今までの業者さんは〇〇円くらいでした」というとさらにそれより安くしてくれるので、価格が第一優先の場合は、たいてい最後に見積に来た引っ越し業者に決まると思います。
今回見積依頼をした引っ越し業者は4社
今回は以下の大手4社に見積依頼を出しました。
何となく電話や見積の対応でその引越業者の雰囲気が分かります。
①サカイと②アートは規模が大きくて対応もマニュアル化、見積の仕組みなどもIT化されていました。どちらの会社も営業さんは若手でフレッシュですが、対応もきちんとしており好印象。
一方④のアリさんマークは、おっちゃん・おばちゃんが対応してる、昔ながらの引っ越しやさんって感じでした。見積も手書きでアナログな印象です。
③のハート引越センターはメールの挨拶のみで特に営業の方から電話も来なかったので、この一括見積の土俵には上がっても来ませんでした。
4社それぞれ特徴があって興味深かった。
引っ越し業者が決まる
今回は往復の引っ越しに加えて、仮住まい中の荷物の預かりもあり、どの会社もそこそこ高額になったのですが、一番最後に一番安い見積もりを出してくれたアリさんマークの引越社さんにお願いしました。
我が家に現地見積に来たアリさんマークの営業さんは、ベテランのおっちゃんだったのですが、愛想もなく、印象があまり良くなかったのです。
アリさんマークは仮住まい中の荷物の預かりサービスもなさそうだし、正直、一番ないなーと思っていました。
営業のおっちゃんにも「荷物の保管サービスはないので加瀬倉庫をお勧めしてるので個人で借りて下さい」と言われたんです。
でも最終的に競合相手より金額を下げるため、実は密かに提携していたレンタル倉庫を紹介してもらえました。
これは複数社に見積を出したおかげだね!
紹介してもらった倉庫はハウスメーカーで建替えをする方へ紹介しているサービスらしく、通常の引っ越しのお客さんには表立って紹介してないそうです。
温度管理もされているしっかりした大手の屋内倉庫でスタッフも常駐。加瀬倉庫のような屋外のプレハブ倉庫を借りるより断然良かったです。
契約は倉庫会社と直接する必要があったのですが、取次などはすべて営業のおっちゃんにやってもらえました。
契約やお金の振り込みは倉庫会社の人とやり取りしましたが、引っ越し当日は倉庫へ出向いたりする必要もなく、お任せでよいのでとても楽だったよ。
他にも、自分の会社に依頼するよりも安いからと言って、別のエアコン処分業者を紹介してもらえたり、このプランを使うとエアコンの設置費用が裏技的に安くなるよと紹介してもらえたりもしました。
融通を聞かせてもらえるのはベテランの営業のおっちゃんならではだね。
大手の若い営業さんだとこうはいかなかったかも。
見積の順番や、どんな営業さんが来るか次第ですが、第一印象が良くなくてもこういうケースがあるということで、参考になれば幸いです。
引っ越し一括見積サイトを使う注意点
一度に複数の業者に見積依頼ができ、結果費用も安くなる一括見積サイトですが、いくつか注意点もあります。
1か所以外はお断りをしなくてはいけない
あたりまえですが、最終的には1つの業者さんに決めないといけないので、複数見積をしたら1社以外は断ることになります。
以前使った時は見積後も「どうですか?」「どうですか?」とガンガン電話がかかってきて、せかされて大変だった記憶が・・・。
覚悟してた一括見積ですが、なんと今回は、見積した後はどの業者さんからも特に音沙汰なしでした。
そのままフェードアウトで、お断りをせずに済みました。
最後の業者に決まったと、みんな察してたのかな?
ネット・ガス契約の営業電話が来る
これは予想外だったんですが、
引っ越し侍のサイト運営会社からもインターネット契約、ガス契約の営業の電話がかかってきます。
おそらく契約を取るとインセンティブが支払われるのでしょう。電話口の方も必死です。
見積依頼するときに、「ネット・ガスの営業の電話は不要」にチェックしたはずなんだけどな、、、、。
仮住まいなのでネットは不要(ポケットWi-Fiをレンタルしました)、ガスも自分で電話を掛ける予定だったので、断るとすごく電話をかけてきた女性の方の感じがすごく悪くなったので、こちらもとても嫌な気持ちになりました。
だから不要だってチェックしたのにーーー!(怒!)
一括見積サイト、一見とても便利ですが、その分ストレスもあります。
一括見積サイトを通すと安くなるのは確実です。
電話攻撃がうざくない一括比較サイトもあるみたいなので、(ホント?!)もし電話攻撃がイヤな方はこちらのサービスを利用してみたはいかがでしょうか?
実際、今回選んだアリさんマークと一番高い見積もりの会社さんでは、往復の引っ越しと荷物の保管(レンタル倉庫)で見積に30万以上差がありました。
少しでも安く抑えたい場合はぜひ一括見積サイト使ってみて下さいね。
では、実際に掛かった費用を見ていきましょう。
引っ越し・レンタル倉庫に掛かった費用
家族4人(大人2人・小学生子ども2人)で75平米の自宅から近隣の仮住まいの引っ越しと、レンタル倉庫でかかった費用です。
引っ越し(行き) 自宅→仮住まい | 220,000円 |
引っ越し(戻り) 仮住まい→自宅 | 154,000円 |
レンタル倉庫(約4か月) | 91,300円 |
エアコン処分1台 | 5,000円 |
合計 | 470,300円 |
全部で約47万円でした!
※エアコン2台の取外し・取付工事は引っ越し費用に含まれます。
営業のおっちゃんのおかげでレンタル倉庫費用が安く抑えられたのが良かったのかなと思います。
いろいろと高額な費用が発生し金銭感覚がマヒしてしまいそうな自宅のリフォームですが、少しでも費用が抑えられたので、良かったです。
我が家の仮住まいの引っ越し業者選び、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。