巾木って何?おすすめのおしゃれな巾木の選び方
こんにちは!お越しくださりありがとうございます。
今回の記事はリノベーションやリフォームで使う巾木(はばき)についての記事です。
我が家の選んだ巾木の型番や選び方、見積価格についてご紹介します。
巾木とは?巾木が使われている場所は?
巾木(はばき)ってご存じでしょうか?
巾木は壁の一番下に沿わせてくっついているコレ↓
ここに良くホコリが溜まるんだよねー。
私もリノベーションをするまで巾木という言葉も知らなかったし、(ホコリが溜まるということ以外で、)住んでいた家の巾木をじっくり見たこともありませんでした。
今回はそんな我が家の巾木選びについて記事にしてみました。よろしければお付き合いください。
巾木って何のためにあるの?
巾木の役割は大きく2つあるようで、サンゲツのサイトによると
■ 壁と床の隙間をカバー
壁の下地になるボードは、天井側に合わせて隙間無く施工するため、床側に数mmの隙間が空きます。ここに巾木を取り付け、隙間にゴミが入るのを防ぎ、隙間風が入るのを防ぐとともに、見た目もきれいに仕上げます。■ 汚れやキズから壁を守る
部屋の隅は掃除機やキャスターがぶつかりやすい場所です。
巾木はこうしたダメージから壁紙を守ってくれる役割があります。
だそうです。
なるほど!巾木は建物には無くてはならないものなんですね。
巾木の種類は?
住宅でよく使われるは巾木は
- 木巾木 (木製)
- ソフト巾木 (ビニール製)
の2種類。
木巾木は素材が木のため高級感があります。一方ソフト巾木は安価ですが、塩化ビニル製で耐水性があるので、水回りに使われることが多いようです。
我が家が選んだ巾木は薄型のシンプルなスマート巾木
さて、ここからは我が家の巾木をご紹介します。
我が家の木巾木 メイン巾木
我が家のメイン?巾木である木巾木はPanasonicのスマート巾木というシンプルな形状の薄型の巾木です。壁紙に合わせてすべて白(カラー名:しっくいホワイト)にしています。
巾木はこちらから特に希望を出したわけではありませんが、建築士さんが薄いシンプルな巾木を選んでくれました。
薄い巾木がおしゃれで掃除もしやすいです。
薄型のシンプルな巾木はリクシルだとライン巾木という名称の巾木が販売されています。薄型でシンプルな装飾の無い巾木を選ぶ場合はこの名前で指定してみて下さいね。
シンプルで薄い巾木は存在感が大きくなく、おしゃれだなと思いました。あとは、余計な装飾がないので掃除もしやすいですが、薄型でも結構ホコリは溜まります!
我が家のソフト巾木 トイレ・洗面室
トイレ・洗面室の水回りはサンゲツのソフト巾木を使っています。
トイレは壁紙に合わせてグレー、洗面室は白です。
ソフト巾木は木巾木と違って厚みがないためホコリは溜まりづらいです。(が!やっぱりわずかに溜まります。)
ソフト巾木はカラーも豊富です。
巾木の色はどうやって選べばよいのか?
リフォーム会社さんとの打ち合わせで巾木の話になったとき
巾木の色をどうしますか?
と聞かれてとても困りました。何を基準に色を選べばよいのかわからなかったからです。
とはいえ、普通に考えるとだいたいは壁紙・フローリングの色に合わせて選ぶ形になるのかなと思います。
壁紙・フローリングどちらかと同じ色か、同系色のにまとめることが多いと思います。あとは、あえて巾木の色をアクセントにしたい場合は、壁紙やフローリングより濃い色を選んで目立たせたりすることも。
我が家の場合は壁に合わせてほぼ白!
最初に建築士さんから提案された木巾木メーカーはリクシルとPanasonicの2つ。
壁紙と同じ白い巾木が希望でしたが、2つのメーカーの白は微妙に色合いが違うようで、採用したリクシルのドア(プレシャスホワイト)と合わせるなら同じメーカーのリクシルをおススメされました。
我が家のドア選びはこちらの記事にまとめています↓
そう、意外と忘れがちなのがドアの色・・・!
巾木をドアやフローリングのメーカーと合わせるとピッタリ同じ色・同じ素材で揃えられる場合もあります。
ただ、我が家の場合はそれほど気にしてなかったため、値段がリクシルより値段が安かったPanasonicの巾木に決めてしまいました。ドアと巾木の色の差異はそれほど気になりません。
巾木の見積もりは?
ここからは巾木の材料や施工にいくらかかったのか?実際の見積の巾木の箇所を見てみましょう。
木製巾木 | Panasonicベリティス(12本入) ×3ケース | 36,630 |
コーナーキャップ 出隅(10個入)×3ケース | 9,306 | |
コーナーキャップ 入隅(10個入) ×6ケース | 18,612 | |
施工費・副資材代 | 32,450 | |
ソフト巾木 | サンゲツソフト巾木 H40mm 20本入×1ケース | 3,080 |
施工費 | 34,100 | |
合計 | 134,178 |
税込みに換算すると、材料費と施工費を合わせて13,4178円でした。
おしゃれな巾木とは?
リフォーム前の我が家もそうでしたが、一般的な建売住宅・分譲住宅ではこの太い巾木が使われいてる場合がほとんどではないでしょうか。
リフォームしなければ、人生で巾木のデザインを気にする機会はなかったと思います。
我が家のようなフラットな巾木もおしゃれですが、下のような無垢材の巾木もあります。
木にこだわりたい!という方はメーカー品ではない、こういった木のぬくもりのある巾木もいいですね。
あとはクラシカルな雰囲気を目指すなら装飾が施された巾木もあります。
昔の西洋の洋館とかに使われてそう!
DIYでクロスを貼りなおしたりする場合はこんなテープタイプの巾木もあります。
最後に
いままではなぜあるのか良く分かっていなかった巾木ですが、今回のリノベーションを通して建物になくてはならない存在であることが分かりました。
内装を考えるのは楽しかったですが、こだわりだすと巾木一つにしても一日中考えてしまったりして、際限が無くなりそうでした。
以上、我が家の巾木についてでした。
リフォーム・リノベーションの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました