ふわふわ気になる?遮音フローリングで1年間生活してみて
リノベーション後、L45の遮音フローリングになりました。最初はフカフカしてて慣れなかったけど1年間生活してみて果たしてどうだったのか?
遮音フローリングとは?
我が家はマンションです。リノベーション前は普通の固いフローリングでしたが、リノベーション後はふわふわした遮音フローリングになりました。
遮音フローリングは、フローリングの裏側にスポンジなどのクッションをくっつけたりして、下の階への響く音・振動などを和らげる工夫がされたフローリングです。(素人解説!)
マンションの規約か販売時のパンフレットを確認したリフォーム会社の方に、
こちらのマンションはLL45の遮音フローリングですね
と言われて、そのまま遮音フローリング縛りで選ぶことになりました。
(しかし、リフォーム前は普通の固いフローリングだったんです。今思えば、本当に遮音フローリングの制約があったのかなぁ、と思ってます。規約を自分でよく確認すればよかった・・・!)
やんちゃな息子もいるし、下の階の人に少しでも迷惑を掛けたくなかったので当たり前のように提案された遮音フローリングを選ぶことにしました。
フローリングの遮音等級について
さて、建築士さんがおっしゃっていた「LL〇〇」というのはフローリングの遮音等級というものです。
適用等級 | 特級 | 1級 | 2級 | 3級 |
性能の基準 | 特に優れている | 優れている | 標準的 | やや劣る |
説明 | 特に性能が要求されて場合の性能水準 | 建築学会が推奨する好ましい性能水準 | 一般的な性能水準 | やむを得ない場合に許容される性能水準 |
対応するL等級 | LL-40 (ΔLL-5) | LL-45 (ΔLL-4) | LL-50(ΔLL-3) LL-55(ΔLL-2) | LL-60 (ΔLL-1) |
我が家はLL45は1級という等級になり、標準的な等級の一つ上のランクのフローリングが求められているということになります。
色んな会社から出ている遮音フローリングを見てもLL45という等級が多かったので、おそらくマンションで求められる遮音等級はLL45が一般的なんだと思います。厳しいところだとLL40もあり。
ちなみに、カッコ書きになっているΔL(デルタエル)という等級の表記ですが、2008年4月に発表された新しい表記とのこと。ただ、LL表記の方が良く見る気がするので、あまり業界で浸透してないのかな?
我が家で選んだ遮音フローリング
我が家が選んだ遮音フローリングはリフォーム会社さんにおすすめされた、銘木フロアー ラスティック 直貼45 です。
抗菌・消臭効果があり、傷や汚れに強い・・・等、防音以外にもいろいろと高性能。床暖房にも対応してます。
ツヤ無しでナチュラルな雰囲気が好みだったのでこちらのフローリングの材質はナラ(オーク)を選びました。
実物を見ないで注文したので、施工された状態を見るまで不安が一杯でしたが、ナチュラルな雰囲気が素敵でとても気に入ってます。
部屋ごとに変えたりはせず、床材で採用したフローリングはこの一種類だけです。
ちなみに、施主支給がOKとのことだったので楽天のこちら↓のショップさんで購入しました。
×25ケースで60万近くかかりました。
楽天でこんな高額な買い物をしたのは初めて。
一度に配達できないとのことだったので二日に分けて配達していただきました。
重量のあるもの施主支給はとっても大変だと思いますが、業者さんに提示された見積額より15万円近くも安くなり、さらに楽天ポイントもだいぶ付与されたので、まぁ良かったかな?と思います。
※納品は軒先渡しや車上渡しになるので、受け取り時は自分で業者さんと調整して搬入しましょう。
↓その他施主支給したもののリストはこちら。
遮音フローリングのデメリットとは?
選んだあとに分かったのですが、遮音フローリングって結構嫌がる人多いんですね。
全然気にせずに選んでしまった!
よく言われることとしては、
- フワフワする
- 選べるフローリングが限られる
- 値段が高い
の3つじゃないかなと思います。
遮音フローリングのふわふわ問題
遮音フローリングが嫌煙される一番の理由はフワフワすること。
フローリング=固いものだと思って生きてきたので、歩いていて床がフワフワするのは私も最初はかなり気になりましたーーー!!
初めて我が家に来た人にも「あれ?なんかフワフワするね」と言われます。
フローリング納品された時、検品もかねて開けて見てみたのですが、裏側にスポンジみたいなのが貼ってありました。
ただし、後述してますが、すぐに慣れます!
選べるフローリングが限られる問題
遮音フローリング縛りだと選べるフローリングはかなり限られると思います。
我が家が採用したikutaさんの場合、いろんなフローリングがありますが、L45対応の遮音フローリング選べるのは↓ここからだけ。
おしゃれな無垢材・へリンボーン、ヴィンテージ加工、エイジング加工など・・・まず選べません。
床材で個性を出したい方は難しいですね。
値段が高い問題
避けては通れない価格の問題!
遮音フローリングは普通のフローリングより値段が高めになります。
我が家が使っているフローリングで同じシリーズ・材質で比較しましたが、1平米あたりの値段は遮音フローリングの方が1.5倍高かったです。
遮音 | 銘木フロアー ラスティック 直貼45 ナラ | ¥45,000/ケース(¥14,750/㎡) |
普通 | 銘木フロアーラスティック ナラ樫 3P | ¥32,000/ケース(¥9,700/㎡) |
その他、気になる問題
あとは、
たまーーーにですが↓のようなフロアタイル・フロアクッションとの見切り材のところで踏むと軋む時があります。
固さが違うから軋みやすいのかな?
特にフロアタイルとは固さが全然違うので慣れていても、踏み心地に違和感はあると思います。
ふわふわはすぐに慣れて気にならなくなる
さて、気になっていたフワフワする問題。
生活して1週間も経たずに慣れて何も感じなくなりました。
人間の適応力ってすごいね。
もし人生でもう一度床選びをする機会があれば、パーケットやヘリンボーンなど個性のあるフローリングを選んでみたいなぁと思いました。
パーケットやヘリンボーンのフローリング、うらやましいなぁ。
まぁもちろん、最後は減額減額でまた憧れに終わる可能性も十分ありますが・・・。
以上、我が家の遮音フローリングのお話でした。
遮音フローリングにしなければならいのが不安!という方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!